「病院」と「診療所」の違いとは?

入院用のベッド数が20床以上あると病院

「病院」に対しては、高度な医療を行えるように、医師をはじめとしたスタッフの人数、備えるべき設備などについての基準を設けているが、「診療所」との明確な線引きになっているのが入院用のベッドの数。

医療法第一条の五では、ベッド数20床以上だと「病院」で、19床以下またはベッドがない施設を「診療所」と定めている。ただし、同じ「病院」のカテゴリーの中でも、ベッド数に応じて医療費が異なる仕組みになっている。

とくに、最近、患者の自己負担に大きな差をもたらしているのが、医師の紹介状を持たずに病院を受診した場合の特別料金で、そのラインとなっているのが400床と500床以上の病院。

400~500床以上の大病院が特別料金の対象になる

限りある医療資源で効率よく適切な治療を行なうために「診療所は日常的な病気やケガの治療や慢性疾患の経過観察」「病院は高度な手術や検査、化学治療、放射線治療」など、国は医療機関の機能分化を進めている。

本来なら、ふだんから何でも相談できるかかりつけの診療所を探しておいて、大きな病気がみつかったら、かかりつけ医からその病気の治療をするのに適切な病院を紹介してもらえれば安心だ。

だが、急な体調の変化を感じて、いますぐにちょっと詳しい検査を受けたいという場合もあるだろう。そんなときは、ベッド数が200床未満の病院を探して利用すれば初診時の費用は抑えられる。

初再診時の特別料金の有無や金額は、病院の受け付けなどに掲示されていたり、ホームページに掲載されていたりするので、揃っている検査機器などとともに確認しておこう。病院に行ってみてはじめて「こんなに医療費がかかるなんて」と驚かないためにも、施設基準は事前に確認しておきたいもの。

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